エンジンがか、かからない〜

この1年あまり、色々と環境に変化があって車いじることもままならない、HPいじるのもままならない日々が続きましたが、一念発起、趣味板のほうをテコ入れしようと半年以上前に行った作業を思い出しながらφ(・ω・ )かきかき。


何故エンジンがかからないか?の前に何故エンジンはかかるのか
車のエンジンをかけるとき、キーを回しますよね?
あそこがスイッチになっていて始動用モータのスイッチを入れるわけです。しかし、このモータ、すごい電気を喰うので実際の配線はモータのスイッチを入れるスイッチ(?)に繋がっているのです。

エンジンがかかるまでの流れはと言うと、
1.エンジンキースタート(紫部
2.マグネットスイッチコイル(緑部右)に通電(赤部
3.マグネットスイッチON(緑部左
4.モータに通電(青部

とこんな感じでしょうか。


で、何故かからなくなるのか?
前記2から3にかけての動作は、コイル(緑右)に電気を流すことにより電磁石がスイッチ(緑左)をひっぱるのです。
ところがっ
赤ラインの配線が、老朽化あるいはセキュリティ・リモスタの配線延長などで電気を通しにくくなると、コイルに十分な電気が流れず、スイッチを十分引っ張れなくなるのです。オオーw(*゜o゜*)w

ではどうしたらいいのでしょう?
答えはっ・・<(゜ロ゜;)>ノォオオオオオ!!・・・って天才クイズかよ。

コイルに十分な電気を流せばいいわけです。
そこでどうするかというと、これと同じ仕組みの物を赤ライン上で構成すれば良いわけですパチッ☆-(^ー'*)bナルホド
いじるところは赤ライン上のスタータ入り口部分です。必ずバッテリ端子を外し事故の無いようにしましょうd(^-^)ネ!。

下記写真の赤丸囲みが正にその箇所で、配線コネクタを抜いたところです。
このコネクタの配線を、コネクタ側配線を3,4cm残してブチ切ります。


黒くて見にくいですが、リレーを追加します。
コイル部分は青線黒線、スイッチ部分は赤線黄線でした。
つまり、キースイッチから来た電気でこのリレーのコイルを動作させてやるわけです。
で、それを青線に。
もう片方の黒線はというと、マイナスアースに繋ぎます。
これで上記配線図面の赤ラインに相当する回路が出来ました。
あ、ちなみに真ん中下から来ている赤黒の線はバッテリの+−に繋がっています。


今度は、配線図面で云う青ラインの構成です。
リレーの赤線をバッテリ+に、黄線を最初にブチ切ったコネクタ配線と繋ぎます。
最後にコネクタを元通り差し込み、バッテリを繋いで完成〜。
おっと、配線の整理とリレーの固定は熱の影響を受けないようしっかりしましょう。

平成16年6月14日談



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